金銭消費貸借契約書とは?借用書との違い、取り決め内容について解説!

   2018/02/27

金銭消費貸借契約書とは?

金銭消費貸借契約書は、主に金融機関(銀行、消費者金融などの貸金業者)からお金を借り入れる際に、取り交わす決め事のようなものです。
取り決め内容をざっくり言うと、「貸出金額」「利息」「返済期限」など。お金を貸してから返済されるまでのルールといった内容ですね。契約書なので、かなり細かいことが書かれております。詳しい内容は後で説明しますね。

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金銭消費貸借契約書と借用書の違いとは?

借用書は一般的には個人間でやり取りをするときに使うものです。決め事も借用書のほうが少ないですし、金融機関で「借用書」といったものを貰うこともないでしょう。
金銭消費貸借契約書は、主にお金を貸すことを生業(なりわい)にしている方たちが使います。法的な効力においてはさほど違いはありません。

テンプレート(雛形)を活用して食いっぱぐれのない書面にしよう

個人間での借金の場合だと、色々な決め事が曖昧になってしまうことも多いです。曖昧になってしまうと、踏み倒される可能性も高くなります。なるべく踏み倒される可能性をなくし、借りたものは返すといった契約にするためにも、書き方はとても重要です。テンプレートを用意しましたので活用してみてください。

ただし、書き方には色々な種類があります。お金の貸し出しに使うものと、物品の貸し出しに使うものでも借用書を用います。最初に少し説明しましたが、借用書は物品にも使えるんです。以下で紹介するのは、個人間でも使える「金銭消費貸借契約書」となります。金銭消費貸借契約書はお金を

「お金よりも物を貸すことの方が多い!」という人は、第3章「借用書の書き方【物品の場合】」で物品用の借用書について紹介しているので、そちらを見てもらえると嬉しいです。

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貸主 ●●太郎(以下「甲」という)と借主 ●●次郎(以下「乙」という)は、次の通り金銭消費貸借契約を締結した。

第1条  甲は乙に対し、平成◯◯年◯◯月◯◯日、金○○○○万円を貸付け、乙はこれを受領した。

第2条  乙は、甲に対し、第1条の借入金○○○○万円を平成○○年○○月から平成○○年○○月まで金○○万円宛◯◯回に分割して、毎月○○日に甲の指定する金融機関に支払う。

第3条  利息は年○○パーセントとし、毎月○○日に甲の指定する金融機関に支払う。
第4条  返済期限後、または期限の利益を失ったときは、以後完済に至るまで、乙は甲に対し、残元金に対する年○○パーセントの割合による遅延損害金を支払う。

第5条  乙について、次の事由の一つでも生じた場合には、甲からの通知催告がなくても乙は当然に期限の利益を失い、直ちに元利金を支払う。
① 第2条の分割金または第3条の利息を1回でも期限に支払わないとき。
② 乙が甲に通知なくして住所を変更したとき。

第6条  本契約に定めのない事項が生じたとき、またはこの契約条件の各条項の解釈につき疑義が生じたときは、甲乙誠意をもって協議の上解決するものとする。

以上、本契約成立の証として、本書を二通作成し、甲乙は署名押印のうえ、それぞれ1通を保管する。

平成○○年○○月○○日

貸主(甲) 住所  ○○県○○市○○○○
氏名  ●●太郎

借主(乙) 住所  ○○県○○市○○○○
氏名  ●●次郎

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記載しておくべき項目のポイント

金銭消費貸借契約書も借用書も、個人で作ることは可能です。その際に、どんな項目があれば食いっぱぐれのないように出来るかを解説していきましょう。

・貸した人、借りた人の名前
・貸し借りの年月日
・元金の金額(借りた金額)
・借りた金額の支払い方法(利息、分割回数(返済回数)、毎月の返済金額、毎月の返済日、完済までの期間)
・遅延損害金
・強制執行
・担保、連帯保証人

印紙は必要なの?

金銭のやりとりが含まれる契約には、基本的に印紙は必要が必要となります。つまり、金銭消費貸借契約書にも印紙を貼ることが必要になります。ただ、印紙を貼ることで契約が有効になるというわけではなく、税金を納めるために必要なのです。印紙の有無によって契約書の効力が出てくるわけではないということですね。割印は貸主のみのもので問題ありませんが、印紙の金額は契約金額(貸し借りの金額)によって異なりますので注意が必要です。

記載された契約金額/税額
1万円未満 非課税
10万円以下 200円
10万円超50万円以下 400円
50万円超100万円以下 1千円
100万円超500万円以下 2千円
500万円超1千万円以下 1万円
1千万円超5千万円以下 2万円
5千万円超1億円以下 6万円
1億円超5億円以下 10万円
5億円超10億円以下 20万円
10億円超50億円以下 40万円
50億円超 60万円
契約金額の記載のないもの 200円

最後に

お金のトラブルは金額の多寡に関わらず尽きないものです。

「頼む1万円貸して」などと友人から言われ、まぁいいかと思って貸してあげても返ってこなかったり。そういった経験をされた方も多いのではないでしょうか。私にもそういった経験があったことから、友達とは縁を切りましたが、お金の貸し借りで関係性が壊れることは双方にとって嫌でしょうから、きちんとした貸し借りを心がけたいものですね。

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