多重債務の実態と借金地獄から抜け出す解決方法

   2018/01/15

そもそも多重債務とは?

多重債務とは、銀行や消費者金融、クレジットカード会社など、複数の貸金業者から借金をしており、借金の返済が困難になっている人を多重債務者といいます。

多重債務というと、計画性のない人が陥るようなイメージが先行しがちですが、実はそうではないものです。

低収入や収入の減少、 生活費や教育費などを補うために多重債務に陥ってしまうというのも多く見られます。

5件以上無担保無保証借入の残高がある人数の推移

5件からの借り入れって相当ですよね。

1件で上限いっぱい借りるだけでも、本来的にはその人の返済能力をキャパオーバーしているというのに、それを5件ですよ?

H19に比べると減ってきているものの、3社以上の借り入れがある人はまだ140万人もいます。これはビックリですね。

完済できるはずがありませんね。

H19 171万人(3社以上からの借り入れは443万人)

H20 118万人(3社以上からの借り入れは378万人)

H21 73万人(3社以上からの借り入れは319万人)

H22 84万人(3社以上からの借り入れは374万人)

H23 70万人(3社以上からの借り入れは331万人)

H24 44万人(3社以上からの借り入れは257万人)

H25 29万人(3社以上からの借り入れは211万人)

H26 17万人(3社以上からの借り入れは159万人)

H27 14万人(3社以上からの借り入れは140万人)

※出所:消費者庁データ

貸金業利用者の一人当たり残高金額

これもなかなかビックリな数字ですが、直近でも50万円の借り入れをしている人がいるようです。

誤解しないで欲しいのですが、これは「無担保無保証借入」の金額ですので、住宅ローンなどは含まれて降りません。

主に、カードローンなどの使途が限定されない借り入れの金額となります。

H19 117万円

H20 107万円

H21 96万円

H22 80万円

H23 67万円

H24 59万円

H25 55万円

H26 53万円

H27 52万円

※出所:消費者庁データ

多重債務の理由ランキング

多重債務に陥った理由のランキングは以下の通りになっております。消費者生活センターへ相談をしたきっかけを件数化して記載しております。

冒頭で述べたように、低収入・収入の減少による多重債務が多いといった結果になっております。これは致し方ないですね。

2位には、商品・サービスの購入が続きます。7位もギャンブル・有興費となっておりますので、この手の理由については、カードローンの借り易さも影響しているのかと思います。

銀行やコンビニのATMでカード1枚あればお金が借りられることや、エステや美容整形なども、高額商品を割賦で購入すれば月々の支払額は少なく見えるので、そういった錯覚に陥ることも大きな要因ではないかと思います。

1 低収入・収入の減少 2,088件

2 商品・サービス購入 757件

3 事業資金の補てん  708件

4 その他 674件

5 住宅ローン等の借金の返済 520件

6 本人、家族の病気・けが      472件

7 ギャンブル・遊興費 380件

8 保証・借金肩代わり 341件

 

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多重債務の相談事例

多重債務に陥る理由は人それぞれですが、消費者センターに寄せられた相談事例は以下のようになっています。

・息子の借金の返済の為に、数社から借入があるが返済困難なので債務整理をしたい。

・クレジットカード複数社から借入をしている。体調不良で仕事ができず生活保護を受給中。弁護士に債務整理について相談したい。

・銀行のローンカードを使って借入と返済を繰り返している。残債は100万円程である。過払い金があるか知りたい。

・消費者金融数社から借金をしているが、支払い困難な状況である。また国民健康保険料や市・県民税を滞納している。

・教育ローンが百数十万円程あるが収入が少なくなったので返済が困難になった。毎月の返済額を減らしてほしい。

・サラ金で百万円弱ほど借りたが夫の給料から天引きで返済し、十数年前には完済していたのに債権回収業者から請求が来た。

自己破産の件数推移

多重債務等による自己破産の件数は、H19に15万件程度であったものが直近では半分以下の件数となっております。

自己破産とは、債務整理といわれる借金を免除する法的な手続きのひとつです。

債務整理の中でも最終手段と言われる自己破産でこの件数ですので、他の債務整理(個人再生、任意整理)については、数百万レベルでいるのではないかと言われています。

※債務整理については後ほど後述します

H19 15万件

H20 13万件

H21 13万件

H22 10万件

H23 8万件

H24 7万件

H25 7万件

H26 6万件

H27 6万件

※出所:司法統計データ

多重債務による自殺者の推移

多重債務に苦しんで自殺を選んでしまった方の年別推移を記載しております。

悲しいことに、借金を理由に自殺をしてしまう人も多くいます。

直近ではピークの半分程度になっていますが、それでも年間600人程度が自殺といった道を選んでしまっています。

自殺しなくても借金問題を解決する手段はあるので、そういった方法を利用して社会復帰するといったこともできたはずです。

※カッコ内は全自殺者に占める割合

H19 1,973件(6.0%)

H20 1,733件(5.4%)

H21 1,630件(5.0%)

H22 1,306件(4.1%)

H23 998件(3.3%)

H24 839件(3.0%)

H25 688件(2.5%)

H26 677件(2.7%)

H27 667件(2.8%)

H28 604件(2.7%)

多重債務の解決は債務整理

悲しいことに、借金を理由に自殺をしてしまう人も多くいるということが分かりました。

命よりも大事なものはありません。借金に関しては、自己破産以外の選択肢でも解決可能であるため、

法的に借金問題を解決する「債務整理」を検討してみて下さい。

 

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