【奨学金の口座変更】具体的な手続き方法と注意点

 

奨学金の口座変更をしたい

銀行口座をいくつも持っていると、管理が大変になってきたりすることなどから、奨学金の返済時の引き落とし口座や貸与時の振込先口座を変更したいという方は多いはずですね。しかし、奨学金の口座の変更手続き方法が分からないといった方も多いはずです。

今回は、奨学金の口座変更について具体的な手続き方法をご紹介します。

奨学金の口座と言うと、以下の2つがありますので、それぞれについて説明させていただきます。

・リレー口座(返済する際に引落とすための口座)

・貸与中の口座(奨学金を借りる際に振り込んでもらうための口座)

奨学金の口座変更手続きはネットでできる?

まず、ネットで手続きが完結できればいいのにな…と思っている方も当然いらっしゃると思います。クレジットカードなどの引き落とし口座であれば、インターネットを使って簡単に変更できることが多いですもんね。

しかし残念ながら、ネットで奨学金の口座変更は出来ないのです。

 

「スカラネット・パーソナル」というネットで奨学金情報を参照ことができるシステムがありますが、こちらでも口座変更の手続きはできません。参考までに、スカラネットで出来る手続きは以下のようになっております。

・住所変更

・氏名変更

・勤務先変更

・奨学金情報の閲覧

・猶予願や減額返還願の作成

・繰上返還の申込

・その他

 

ネットで変更手続きが出来ないのはきついですが、仕方ありません。手続きの方法を見ていきましょう。

リレー口座(返済用の引き落とし口座)の変更の手続き方法と手順

まずは奨学金の返済時に引き落とされる口座(リレー口座)を変更する方法をご説明します。口座変更の手続き方法は2種類あります。

1.郵送による手続き

2.金融機関の窓口による手続き

これらについて、詳しく見ていきましょう。

郵送による口座変更手順

実は、変更する際には申込時と同じ「加入申込書」を郵送するということになります。

日本学生支援機構のWEBサイトから資料請求が可能です。

 

○必要な書類と準備する物

・口座振替(リレー口座)加入申込書

・変更後の口座の支店名・口座番号

・奨学生番号

・勤務先名と勤務先の電話番号

・届出印(金融機関届出の印鑑)

・封筒

・82円切手

 

○口座変更の手順

①加入申込書を取り寄せる(日本学生支援機構のWEBサイトより可)

※請求後2~3日後に申込書が届きます

②記入例をもとに加入申込書への記入&押印

③返信用封筒の裏面に「住所・氏名・奨学生番」を記入。82円切手も忘れずに。

④ポストへ投函

 

金融機関の窓口による口座変更手順

日本学生支援機構のWEBサイトから、加入申込書(金融機関の窓口用)を取り寄せます。その書類を金融機関の窓口へ持参し、変更をしてもらうことが可能です。

○必要な書類と準備する物

・口座振替(リレー口座)加入申込書(窓口用)

・変更後の口座の支店名・口座番号

・奨学生番号

・届出印(金融機関届出の印鑑)

 

○口座変更の手順

①加入申込書を取り寄せる(日本学生支援機構のWEBサイトより可)

※請求後2~3日後に申込書が届きます

②記入例をもとに加入申込書への記入&押印

③記入した金融機関(銀行や信用金庫など)の窓口に申込書を持って行きます

④窓口にて手続き処理完了

振込口座変更の手続き方法と手順

ほとんどの方は返還口座(リレー口座)を変更したい方かと思いますが、もしかしたら今現在奨学金を借りている最中で、振込口座を変更したいという方もいらっしゃるかもしれません。振込口座の変更方法は下記の通りです。

 

○必要な書類と準備する物

・奨学金振込口座変更届

・変更後の口座の支店名・口座番号

・奨学生番号

・届出印(金融機関届出の印鑑)

 

○口座変更の手順

①通学中の学校で振込口座変更届をもらう

②変更届に必要事項を記入の上、学校に提出

 

口座変更(返済・振込)の注意点

書類不備

→必要事項の記入漏れや間違いがあると、不備として再提出が必要になります。無駄な時間を要してしまうので、記入が終わったら確認を徹底しましょう。

書類の手続きが完了~新口座からの振替までに1か月~2か月かかる(リレー口座のみの注意点)

→手続きが完了すると、「奨学金返還の振替開始通知」が送られてきますので、それまでは変更前の口座への入金が必要となります。残高不足で引き落としが出来ない場合、2か月分まとめて引き落とされることになります。引き落としが出来ない状態が続くと、延滞金が発生する場合もあるので注意が必要です。

対応している金融機関について

 

対応している金融機関でなければ、当然ながら手続きは行うことができません。

対応OKな金融機関

ゆうちょ銀行、都市銀行、地方銀行、第二地方銀行、信託銀行(三菱UFJ信託銀行、みずほ信託銀行、三井住友信託銀行のみ)、信用金庫、労働金庫、信用組合、農業協同組合、信用漁業協同組合連合会および一部の漁業協同組合

※平成28年4月より、信用組合、農業協同組合・信用漁業協同組合連合会及び一部の漁業協同組合の口座振替の取扱いが開始

 

対応NGな金融機関

 

以下に対応NGの金融機関を記載しましたが、ネット専業銀行が対応していないということには要注意です。最近では、ATM手数料がかからない便利なネット銀行が増えているので、お持ちの方も多いはずですよね。

外国銀行、インターネット専業銀行(楽天銀行、ジャパンネット銀行等)、その他一部銀行(新生銀行、あおぞら銀行、セブン銀行等)、一部信用組合

口座変更の確認方法

スカラネットで奨学金情報の確認をすることが可能です。金融機関情報も確認できますので、口座変更後の金融機関名をスカラネットで確認しましょう。

まとめ

奨学金の口座変更手続きについて、参考になりましたでしょうか?

ネットで手続きができないので、書類による手続きをしなければいけないのは面倒かもしれませんが、大事なことですので、面倒くさいと思わずにしっかりと手続きするようにしましょう。

書類の提出が完了した後に、きちんと口座が変更されているかや、引き落とされている(振り込まれている)かを確認することをお忘れなく!

 

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