女性の貧困が進行中!貧困女子の実態とは?

 

女性の貧困化が進行中

貧困女性

日本の貧困問題がテレビや雑誌などで取り上げられるのは昨今では珍しくもなく、ドキュメンタリーなどでも目にすることは多いはずです。現在では、貧困問題が、「自分には関係ない」といった話ではなく、「身近で起きている問題」としても認識され、広く一般の関心を得ていると思います。

世界を通してもそうですが、貧困となっている人々の中に占める女性の割合は高いです。日本でも、貧困で苦しむ人々の中に女性が多くおり、急増しているようです。日本では専業主婦になるのがこれまでの考え方でしたが、女性による社会への進出機会増加に伴い、貧困女性も増加しています。

これまで、女性は結婚をすることによって家庭に入ることになり、貧困には至らずにいました。主に夫のお金で生活をすることができますので安定した生活を送ることができます。しかし、近年の女性の社会進出と共に、女性の正社員登用が進み、また晩婚化も進みました。そうなると、家庭に入ることなく単身の女性によって生活をしていくことになるため、貧困に陥る女性の数が急増したということです。

そもそも貧困女子とは?

まず、「貧困女子」の定義というものは存在はしません。しかし一説では、主に10代から20代の女性で、年収が114万円に満たない方のこと指すそうです。また、手取り10万円以下である場合も貧困女子とみなされることが多いようです。

若い貧困女子も

貧困女子は働いているにも関わらず、所得が少なくて貧困に陥っています。所得が少ないということは、フリーターなどを連想する人も多いと思います。当然、そういった方が多いのは事実ですが、中には正規労働者で貧困に苦しんでいる女性もいるようです。また、こういった貧困女子は働く単身女性の3分の1にも及ぶと言われています。

年収が114万円ということは、月々の収入が10万円に満たないという事です。そこから家賃や食費・水道光熱費を差し引いたら、可処分所得はほとんどありません。特に都市部では家賃が高いので、ギリギリの生活を強いられることになります。これでは貯金もなかなかできません。

故郷に帰りたくてもその費用を出すことが出来ないことも想像できます。また、故郷では求人が少ないことで、戻ったところで希望している職に就けないといったこともありますね。

 

シングルマザーの貧困も多い

母子家庭における貧困率が高いのは有名なお話ですね。シングルマザーの大変さはテレビや雑誌などでもよく取り上げられているので、何となく現状をおわかりいただけているかもしれませんが、自分だけでも生活するのが精一杯な場合さらに子供を育てるとなると、かなりの労力が必要となります。

例えば子供が一人いる場合には、離婚した旦那からの養育費をもらっていても、世の中の相場では多くても5万円ぐらいでしょう。子どもが大学を卒業するまでにかかる費用は2,000万円近くかかると言われておりますので、この養育費だけではいかに少ないか分かりますね。

母子手当があるとはいえ、最低の生活すらさせてあげられない可能性が高いです。まして、都市部などでは貧富の格差が大きいですので、周りの子が高度な教育を受けているのを目の当たりにすると、自分の子供に対する罪悪感から、自己嫌悪に陥ってしまうことも多々あります。

ネットカフェ難民の女性も

最近では、単身の女性のネットカフェ難民も少なからず見られます。

家賃を払うにも都心では安くても6万円程度。光熱費や通信費なども払えば7~8万円近くになります。可処分所得もなく生活ができない場合は、24時間営業している漫画喫茶などを住まいとしている人も多くみられます。

私もよく漫画喫茶にプライベートで行ったりしますが、すれ違う人がロッカーに大量の荷物を入れていることも。また、ブース越しにチラッと他人の個室ブースが目に入ると、そこにはに大量の荷物や服が置いてあるのも確認できます。

漫画喫茶は、飲み物やシャワーなども完備しているため、最低限の暮らしにはできるようになっており、個室というプライベート空間もあります。一人の時間を確保出来ますし、外でホームレス生活をしているよりはよっぽど安全です。光熱費や通信費がかからないため、月3万円程度で生活をすることが可能となります。