兄弟や親の借金は自分に支払い義務があるか?

 

家族の借金は支払う義務があるのか?

自分の身の回りの親戚・家族が借金をしている場合に、自分にも支払い義務が発生しるのではないかと思っている方、結論から言うと答えは「支払う必要はない」です。

兄弟や、親であっても血縁者だからといて無条件に支払い義務は発生しません。

ただ、家族が死亡した場合などに、例外として支払う可能性があります。こちらは何も準備をしないでいるとそういうケースもあるということです。
今回はこちらのケースについて記載していきたいと思います。

家族に借金があるとわかったときの対処法を知っておくことで、不測の事態に備えておくことができます。参考になれば幸いです。

パターン1.借金の連帯保証人や保証人に自分がなっている場合

借金の連帯保証人になっていた場合

これは「家族」ということに限らず、連帯保証人になっていた場合は、支払い義務は発生します。借主と連帯するという契約を交わすわけですから、借主が支払いを滞った場合は、連帯方承認にも支払い義務があり、お金を請求されます。

貸主から請求があった場合、連帯保証人になっていた場合は拒否することが出来ません。

借金の保証人になっていた場合

次に、連帯保証人ではなく「保証人」だった場合はどうでしょう?こちらのケースは、連帯方承認と違うところは、借主の支払いが滞った場合の請求を、拒否できるという点です。

全面的に拒否できるわけではありませんが、支払い義務は借主にありますので、請求が来ても「まずは借主に請求してほしい」と主張することができるのです。

ただ、借主が自己破産などをしてしまった場合に、支払いを請求される可能性はあります。

もし、知らない間に借金の保証人になっていたら?

他人だとあまりあり得ないのですが、「家族」だからこのケースは結構あるのです。契約書にサインした覚えが無くても、実印などを持ち出して勝手に押印していた場合、保証人になっていることはありえます。

事実が判明した場合、直ちに弁護士に相談しましょう。素人の立場で保証人を解約する訴えを行うのは相当難易度が高いためです。

パターン2.借主が未成年で、その法定代理人になっている場合

もし、あなたの子供が未成年で、その法定代理人になっていた場合は支払いの義務が発生します。未成年ではない人の借金で法定代理人であれば、支払いの義務は発生しないのですが、未成年の借金に同意した場合に発生します。

仮に同意書を書いた覚えがない場合、貸主側の過失になります。「法定代理人の同意がない状態で未成年者にお金を貸した」ことになるためです。金銭消費貸借契約を取消すことができます。

パターン3.借金をしている家族が亡くなり、相続人が自分だった場合

「相続人」と聞くと、プラスの財産を引き継げるイメージを持ってしまいますが、マイナスの財産についても同様に引き継ぐことにになるのです。相続人になっていれば、借金についても相続が発生していまいます。

相続人の優先順位は、亡くなった人の配偶者と子供となりますが、居なかった場合、次に孫、その次に父母になります。さらにその引継ぎ先が居なかった場合は祖父母になり、次に兄弟・姉妹となります。
巡り巡って自分の位置になる可能性もあるということです。

ただ、財産の相続については「相続放棄」が出来ますので、プラスとマイナスを計算してマイナスの方が多ければ、放棄という選択肢を取ることも考えておくと良いでしょう。

家族の借金問題について、解決方法はある?

いきなり借金を背負うことになってしまい、自力での返済が難しい場合は、はやめに債務整理を行うことをおすすめいsます。

債務整理とは、合法的に借金を整理し、借金を無くす方法です。

借金免除行うために様々な手続きがありますが、これらは専門家の知識が必要になるため、弁護士に相談するのがベストでしょう。

弁護士にいきなり相談する前に、まずは借金返済シミュレーションをやってみることをお勧めします。今の借金がどのぐらい減るかを無料で診断できるツールです。匿名かつ無料ですぐに使えますのでおすすめです。